2006年 12月 19日 火曜日
やっぱり Sun がスキ!
ZFS の機能が強化されました
最近(米国時間の12月11日より) Solaris 10 11/06 が公開されました。
Solaris 10 11/06 は、2005年2月に Solaris 10 が
発表されてから3番目のアップデートになります。
(早いものであと2ヶ月も経たないうちに Solaris 10 は2周年を迎えます。)
今回リリースされた機能追加の目玉 TOP 5 は以下の通りです。(独断と偏見でリストアップしました)
- Solaris Trusted Extensions
- Sun Fire T1000/T2000 サーバの LDoms(バーチャルマシン) 機能サポート
- ZFS ファイルシステム拡張
- ゾーン名変更、およびクローンの生成と移動
- Secure By Default
これら機能のほとんどは、普段 OpenSolaris を Watch している人であれば 「あーあの事ね!」 と反応があると思います。
今回は、この中から ZFS のエンハンス機能に関して少し解説してみます。
(本当はLDomsを紹介したかったのですが、まだLDoms に対応した Niagara Server の Firmware が発表されていない為、LDoms ネタは次回以降に持ち越しです。)
<Solaris 10 11/06 ZFS 拡張機能解説>
- ストレージプールの冗長化としてホットスペアがサポートされました。
この機能は、特に Sun Fire X4500 の内蔵 SATA ディスク 48 本を 管理する時に有効です。 - ダブルパリティによる RAID-6 相当の機能を RAID-Z2 として実装しました。
ホットスペアに続いてさらなる信頼性の向上を図る機能が追加されて おります。RAID-Z2は、ダブルパリティなので性能を多少犠牲に しても信頼性(Disk の障害が RAID グループ内で2本まで)を確保したい 場合にとても有効です。 - ファイルシステムのクローンプロモーションが実装されました。
アクティブな ZFS ファイルシステムを、そのファイルシステムのクローンで置き換える こと(プロモーション)が可能になりました。この機能を使えばファイルシステムの 複製と置換が容易に行え、「作成元」のファイルシステムが、指定されたファイル システムのクローンになる事ができます。 - 一度の命令で高速な再帰的スナップショットが可能になりました。
例えば、あるプールの下に 10 個のファイルシステムがあり、それぞれのスナップ ショットを作成したい場合、 以前であれば 10 回 スナップショット作成コマンド を発行していたのですが、この機能により -r オプションを付ける事で再帰 的に(1回で)スナップショットが取得できるようになりました。
(例)
# zfs snapshot -r tank/home@now # zfs list -t snapshot NAME USED AVAIL REFER MOUNTPOINT tank/home@now 0 - 29.5K - tank/home/ahrens@now 0 - 2.15M - tank/home/anne@now 0 - 1.89M - tank/home/bob@now 0 - 1.89M - tank/home/cindys@now 0 - 2.15M -
最近、ZFS 関連のネタが多いのですが、使ってみると ZFS は本当に管理が楽チンです。 まだ体験されていない方は是非使ってみて下さいませ。
Posted at 12:30午後 12 19, 2006 by Naoyuki Yamada in Sun | 投稿されたコメント[0]
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