木曜日 11 05, 2009

blogs.sun.comのブログを読んでいて、ふと目についたのがこちら、J2SE 5.0がEOSL(End of Service Life)を迎えたことを知らせるものでした。

私が開発チームに加わって最初にやったのは1.3.1と1.4.2の仕事だったような気がします。あれ? 1.4.1だったかな?? 1.4.2だと思ってたけど、じゃあどうして私は1.4.1のコードネームの絵が入ったシャツを持ってるんだろう??? まぁこの辺のことは自分的には結構どうでもよくて、既に開発途中だった1.3.1, 1.4.?と比べて最初から開発に関わった5.0には愛着ひとしおで、その5.0がもうEOSLかと思うと何だかとても悲しいし、ずいぶん時間が経ったんだなと改めて感じます。5.0同様に最初から開発に関わった6も、アップデートリリースのバージョンはもう17ですし。本当に人生は短くて、無駄にできる時間なんて全くないですね・・・。そのことを忘れずに生きたいと思います、ハイ。(^^;

J2SE 5.0ではごく最近SSRの5.0u22をリリースしましたので、今5.0をご使用の方はそちら、もしくは6にアップグレードをお願いいたします。ダウンロードは

  6u17: http://java.sun.com/javase/downloads/index.jsp
  5.0u22: http://java.sun.com/javase/downloads/index_jdk5.jsp

からどうぞ。

5.0u22の後はJava for Businessでの対応となります。


水曜日 8 05, 2009

Java SEをお使いの方、ぜひアップデートをお願いいたします。今まだお使いでない方、ぜひこの機会にお試しください。(^^;


木曜日 5 07, 2009

OpenJDK7のビルド57がリリースされました。前に書いたとおり、このバージョンには、マイルストーン3(JavaOneプレビュー版)に入るべき主要新機能はほとんど入っているはずなので、興味がある方(特に、記事を書く方とか)には是非とも触ってみていただきたいところです。
でもって、何か問題を発見された場合には、お知らせいただけると助かります。m(_ _)m

b57での変更点はこちらで見ることができます。また、安定化フェーズに入ったM3に今後b58~b60で入る修正、入らない修正(却下された修正 (^^; おそらくM4行き)の一覧がこちらにあり、これらを総合すると、JavaOneプレビュー版がどういうものになるか、全体像が見えてきそうです。

 
追記:
そういえば、最近一つメーリングリストが追加されました。OpenJDK7のリリースチームのメーリングリストですが、誰でも参加可能です。たとえば、誰かが「M3にこの修正を入れたい」とリクエストを出して却下される様子などをリアルタイムでご覧いただけます。(^^; (小心者の私なんかは恐れおののいて、M3に入れたかった修正まで潔くすべてM4送りにしてしまいました。 ←冗談ですけど。)
興味がある方はsubscribeしてみてください。

    http://mail.openjdk.java.net/mailman/listinfo/jdk7-rt


金曜日 4 24, 2009

最近、仕事に関しては頭の中は基本的に8:2くらいの割合でJDK7とJavaFXのことでいっぱいなのですが、じりじりとJavaOneが近づいてきているので、そちらの話題を。

JavaOne 2009のタイムテーブルはこちらでご覧いただけます。キーワードで検索するもよし、“Speaker/Company Name”のところに気になる人の名前を入れて検索してみるもよし(多そうな検索は、たとえば“Bloch”ですかねぇ・・・今年はNealとのパズラーズがありますっ!)、何を聴講するか予定を立てるのであれば“Day”を使うのも便利そうです。

個人的におすすめなのは、こんなところです:

Date/Time Session ID Session Title Speakers
6/2(火) 10:50-11:50 TS-5362 The Java Platform, Standard Edition (Java SE Platform) Development Kit Version 7 Mark Reinhold
6/2(火) 12:10-13:10 TS-5186 Return of the Puzzlers: Schlock and Awe Joshua Bloch, Neal Gafter
6/2(火) 12:10-13:10 TS-5576 Introduction to the JavaFX Script Programming Language Richard Bair, Jasper Potts
6/3(水) 11:05-12:05 TS-4466 Move Your Users: Animation Principles for Great User Experiences Romain Guy, Chet Haase
6/3(水) 13:30-14:30 TS-5217 "Effective Java": Still Effective After All These Years Joshua Bloch
6/4(木) 10:50-11:50 TS-5579 Nimbus: Making Swing Look Sexy! Jasper Potts, Peter Zhelezniakov
6/4(木) 14:50-15:50 TS-5496 This Is Not Your Father's Von Neumann Machine; How Modern Architecture Impacts Your Java Apps Cliff Click, Brian Goetz
6/4(木) 14:50-15:50 TS-5574 JavaFX Technology for Swing Developers Richard Bair, Jasper Potts
6/4(木) 20:30-21:20 BOF-3992 Meet the Team Behind JWebPane, and Learn Advanced Tips and Tricks Artem Ananiev, Alexey Ushakov
6/5(金) 14:50-15:50 TS-4466 Move Your Users: Animation Principles for Great User Experiences Romain Guy, Chet Haase
※ スケジュールは直前で変更になることもあります。ここに書いたものが最終的なタイムテーブルではありません。念のため。

ざっとタイムテーブルを眺めて10個選んだだけなので、面白そうなものを見逃している可能性はありますが。

コンフリクトがありますが、気にしないでください。(^^; 私も直前までどれに行くか悩むだろうと思います。
この「おすすめ」はかなり偏っています。(^^;;; というのも、自分にとって興味のある分野・知っている分野に偏りがありますし、タイトルと概要だけでは本当に面白いかどうか分からないので自分が多少なりとも知っているスピーカー(現Sun社員・元Sun社員)のセッションで「まず期待を裏切らないだろう」と予想できるものばかりを選んだためです。

日本の方々にとっては幸いなことに、今年のJavaOneはゴールデンウィークと重なりませんでした。ゴールデンウィーク、大型連休の方も多いかと思います。どうかエンジョイしてください。私はJavaOneブース用のデモを何か考えながら過ごすことになりそうです(ネタ募集中!!)。


火曜日 4 21, 2009

こんにちは。今日は日本JavaユーザグループのCross Community Conference 2009 Springの日ですね。風邪気味なのでまだ迷っているところですが、午後から行ってみようと思っています。
 
それはさておき、今日はJDK7についてちょっと書いてみようかと思います。JavaOneの時にプレビュー版(M3:マイルストーン3)を出しますよ〜、というアナウンスがだいぶ前にあったのですが、英語のウェブサイト、メーリングリストにしかない情報も多そうなので日本語で補足説明です。

  • 現時点で JDK 7 Projectページからダウンロードできる最新版はビルド55(b55)。
  • 各チームが修正をマスターワークスペースに入れる(integrateする)スケジュール、各チームからの修正をまとめてマスターワークスペースでビルドしてリリースする(promoteする)スケジュールから明らかなように、今はb56, b57の作業が進行中。
  • JDK7の主要新機能は、それぞれあらかじめ決められたマイルストーンに入れなければならない。それは、このページに記述されている。なので、JavaOne プレビュー版を触ってみようと思っているJava開発者の方、プレビュー版の記事を書く方は、M4以降で追加予定の機能のことはとりあえず今は無視していていい。
  • 先月末にjdk7-devメーリングリストでアナウンスされたように、M3に入るべき主要機能はb54までに入れなければならなかった。(^^; しかし、これはスケジュール的にかなり厳しかった(たとえばこんな感じ)ので、実際にはb55かb56かb57で出揃いそう(たぶん)。今のところ「無理でした」メールはjdk7-devメーリングリストに流れていないので、おそらくM3用に予定された新機能は全部予定どおりM3に入る。
  • b58, b59は、基本的に安定化のためのビルド。直さなければプレビュー版を出す上で支障となると判断され、Release teamに承認された修正だけが入る。あまり大きな変更は入らないはず。

なので、特に記事を書く方は、プレビュー版を待たなくとも、b57がpromoteされた辺りで評価に入れるのではないかと思います。そして、b58, b59で入るであろう修正を押さえておけば完璧。

 
JDK7全体についての大きなニュースは jdk7-dev メーリングリスト、もっと小さな単位(たとえばSwingとかセキュリティとかコアライブラリとか)のニュースは個々のチームのページ(JDK7公式ページの左側のメニューから行けます)で紹介されているチームごとのメーリングリストを購読していただけば知ることができます。
たとえば、今日SwingチームからNimbus統合に絡んでビルド方法の変更についてのアナウンスが出されました。これは聞くも涙語るも涙の「バイナリファイルを入れるな」令に関係してのことです。・・・最近私もバイナリファイルとライセンスの話が大嫌いです。(^^;;

 
ここにこういうことを書いてみようと思ったのは、もし記事書き屋さんやブロガーさんがJavaOneの頃のプレビュー版のリリースを待ってから記事を書き始めると、リリースがJavaOneの時なのでかなりせわしないことになり、結果的に記事の内容にも影響すると思ったからです。JavaOneそのものについてのニュースもあり、JDK7のことをあまり詳しく扱ってもらえないような気もして。(^^;

私達は特に日本語ではほとんど執筆活動はしませんから(その時間を開発に使います)、何か書く人には「Java開発者さん&ユーザさんにとって少しでも有益な記事・ブログ」を書いてほしいと願います。そのためにできることがあるならば協力(情報提供とか書かれたもののレビューとか)は惜しみません。
Java開発者さん&ユーザさんがいい情報を入手できてJavaを使う時に役立てられること、書く立場の人がより良いものを書けること、そして私達が作るものを少しでも多くの人に使ってもらえること、皆でwin-win-winな関係を築き保てるといいなと思うのです。


月曜日 4 20, 2009

技術評論社さんから Software Design 5月号をいただきました。
(どうもありがとうございますっ! > 技術評論社さん)
 
別に新しく何か記事を書いた訳ではなく、昔私の飼い猫 (^^; が書いた記事が特別付録の「2005-2007バックナンバー」CD-ROMに収録されたためです。それにしても、「特集/第2特集/特別企画を完全収録」で、3年3700ページ超って・・・すごいですね。さぞかし読み応えありそうです。
 
本体の特集や記事もとても興味深いんですけど、この号を読んでとにかく一番気に入ったのは、「自己責任でお願いします」と、言いにくいことがズバリタイトルに入った
     「~自己責任でお願いします~FreeBSDインストールしてみました!」
です。:-)
 
いいですね~、OSのインストールで連載記事。昔私もFreeBSDのインストールではまったことがあるので、なんとなく納得してしまいました。
 
FreeBSDインストールの実験台、連載1回目の今回はVAIO Type Pでした。いくつか使えない機能があったようです。次の実験台は何でしょうね。リクエスト募集中だそうですから、「このマシンにFreeBSDをインストールしてみてほしい!」という希望のある方はぜひリクエストを挙げてみてほしいです。個人的には、なんかものすごく変わったものに登場してほしいです・・・面白そうですもん。(^^; インストールする人は大変でしょうが。


金曜日 4 17, 2009

サンフランシスコからはるか彼方の日本在住の私達にとってはそれほど嬉しいニュースではないかとは思うのですが、一応ご紹介。

  JavaOne 2009: Student and Educator Program

学生さんは、JavaOneパスを無料でゲットできます。先生も、学生を10人連れて行けば、同じく無料になります。詳細は上記のページをどうぞ。

 
***
 

JavaOneとは全然関係なく、Javaの話ですが、あの

  4244499: ZipEntry() does not convert filenames from Unicode to platform

が、JDK7でようやく直りそうです。ずいぶん長い間Top 25 Bugsで一位を独走してきましたが、ついにその座を明け渡す時が来たようです。昔からこのバグについては日本の開発者さんからだいぶ文句を聞いていました・・・どうもお待たせしました。
Core Library Teamのワークスペースにさきほどチェックインされましたので、いずれプロモーションビルドに修正が入るはずです。そうですね、カレンダーを見る限り、b57でしょう。


水曜日 3 25, 2009

去年は私用のため欠席したのですが、今年はJavaOneに行く予定です。といっても、まだ出張手配を済ませておらず、何となく落ち着かないんですけどね。(^^; 4月になってから航空券を購入するかどうかで燃料サーチャージが2万数千円違うので、4月になるのを待っているところなのです。

JavaOne出張を予定されている方、間違っても「JavaOneは6/2(火)だから、月曜日着の便で行こう」なんてお考えになりませんように。:-) CommunityOneは月曜から始まります。ぜひ、そちらにも参加をお願いいたします。
そういえば、日曜日にもイベント(含パーティー)があるはずなので、それまでに時差ぼけを治しておくためにも理想的には土曜日到着でしょうか。

今年は日本からどのくらいの数の方が行かれるのでしょうね。なるべく沢山の方とお話できればと思っています。


木曜日 1 15, 2009

OpenJDK7用に、ロケール関係の機能拡張プロジェクトというのが(地味に)存在しています。来週から bi-weekly で電話会議(英語)が始まるので、興味がある方はご参加いただければと思います。詳細は、アナウンスのメールをご覧ください。
議論はもっぱら電話会議で行われることになるでしょうが、それ以外の方法で情報を得たいという方は、メーリングリストに登録するというのもありだと思います。

OpenJDK7はオープンソースですし、Sunのエンジニアは他の仕事を大量に抱えていることもあって、このプロジェクトは他社の人がproject leadを務めています。中心はICU projectの関係者達、Java SEのクラスライブラリ内で有名な某クラス群(最近のインタビューで、James Goslingが「外交交渉での、したくなかった妥協」の例に挙げた某クラスとか)を設計&実装した古参メンバーを含む、という感じでしょうか。(今ちょっと不安な気持ちになった方は特に、このプロジェクトに参加された方がいいと思います。(^^; )

夏時間が始まればまた変わりますが、来週のミーティングは日本時間では 水曜日の朝の9:30~10:00 です。たかだか30分のミーティングなので移動時間の方が長くかかるケースの方が多そうではありますが、Sun用賀オフィスで私達と一緒に参加したいという方がもしいらっしゃいましたら、連絡いただければと思います。


水曜日 12 10, 2008

Abridged translation of this entry: I happened to read Top Java Developers Offer Advice to Students and noticed that Chet Haase, one of my former coworkers, had written his second book, "When I Am King..." Of course, I bought it.
The book is extremely humorous, and I had to try hard not to laugh, staring at my laptop-computer screen in a crowded train... One of my favorite essays is this.
 

http://java.sun.com上に最近載せられた記事 Top Java Developers Offer Advice to Students (どういう人選なのか正直よく分からない (^^; )をたまたま読んでみたところ、昔うちのグループに居たChetが“Filthy Rich Clients”に続く2冊目の本を出していたことに気付きました。

もとになっているブログが面白いことは読んで知っていたので、$3.75の電子版を買ってみました。面白いです! 満員電車の中でVAIOで読んでいたのですが、笑いをこらえるのが大変でした。実際何度か噴き出してしまったし、他の乗客から見ると「パソコンの画面を見ながらにやにやしている変な人」だったろうと思います・・・。

楽しく笑える本(※英語)が好きな人にはおすすめです。

もし私が王様だったら、とりあえずカップヌードル(※)から玉子と肉(みたいなの)は全部抜いて、エビの量を3倍にします。エビ大好き。(^^;;
※ いろいろあって今日も帰宅が遅かった私の哀れな晩御飯がなんだったか、バレバレですね。