金曜日 4 24, 2009

最近、仕事に関しては頭の中は基本的に8:2くらいの割合でJDK7とJavaFXのことでいっぱいなのですが、じりじりとJavaOneが近づいてきているので、そちらの話題を。

JavaOne 2009のタイムテーブルはこちらでご覧いただけます。キーワードで検索するもよし、“Speaker/Company Name”のところに気になる人の名前を入れて検索してみるもよし(多そうな検索は、たとえば“Bloch”ですかねぇ・・・今年はNealとのパズラーズがありますっ!)、何を聴講するか予定を立てるのであれば“Day”を使うのも便利そうです。

個人的におすすめなのは、こんなところです:

Date/Time Session ID Session Title Speakers
6/2(火) 10:50-11:50 TS-5362 The Java Platform, Standard Edition (Java SE Platform) Development Kit Version 7 Mark Reinhold
6/2(火) 12:10-13:10 TS-5186 Return of the Puzzlers: Schlock and Awe Joshua Bloch, Neal Gafter
6/2(火) 12:10-13:10 TS-5576 Introduction to the JavaFX Script Programming Language Richard Bair, Jasper Potts
6/3(水) 11:05-12:05 TS-4466 Move Your Users: Animation Principles for Great User Experiences Romain Guy, Chet Haase
6/3(水) 13:30-14:30 TS-5217 "Effective Java": Still Effective After All These Years Joshua Bloch
6/4(木) 10:50-11:50 TS-5579 Nimbus: Making Swing Look Sexy! Jasper Potts, Peter Zhelezniakov
6/4(木) 14:50-15:50 TS-5496 This Is Not Your Father's Von Neumann Machine; How Modern Architecture Impacts Your Java Apps Cliff Click, Brian Goetz
6/4(木) 14:50-15:50 TS-5574 JavaFX Technology for Swing Developers Richard Bair, Jasper Potts
6/4(木) 20:30-21:20 BOF-3992 Meet the Team Behind JWebPane, and Learn Advanced Tips and Tricks Artem Ananiev, Alexey Ushakov
6/5(金) 14:50-15:50 TS-4466 Move Your Users: Animation Principles for Great User Experiences Romain Guy, Chet Haase
※ スケジュールは直前で変更になることもあります。ここに書いたものが最終的なタイムテーブルではありません。念のため。

ざっとタイムテーブルを眺めて10個選んだだけなので、面白そうなものを見逃している可能性はありますが。

コンフリクトがありますが、気にしないでください。(^^; 私も直前までどれに行くか悩むだろうと思います。
この「おすすめ」はかなり偏っています。(^^;;; というのも、自分にとって興味のある分野・知っている分野に偏りがありますし、タイトルと概要だけでは本当に面白いかどうか分からないので自分が多少なりとも知っているスピーカー(現Sun社員・元Sun社員)のセッションで「まず期待を裏切らないだろう」と予想できるものばかりを選んだためです。

日本の方々にとっては幸いなことに、今年のJavaOneはゴールデンウィークと重なりませんでした。ゴールデンウィーク、大型連休の方も多いかと思います。どうかエンジョイしてください。私はJavaOneブース用のデモを何か考えながら過ごすことになりそうです(ネタ募集中!!)。


火曜日 4 21, 2009

こんにちは。今日は日本JavaユーザグループのCross Community Conference 2009 Springの日ですね。風邪気味なのでまだ迷っているところですが、午後から行ってみようと思っています。
 
それはさておき、今日はJDK7についてちょっと書いてみようかと思います。JavaOneの時にプレビュー版(M3:マイルストーン3)を出しますよ〜、というアナウンスがだいぶ前にあったのですが、英語のウェブサイト、メーリングリストにしかない情報も多そうなので日本語で補足説明です。

  • 現時点で JDK 7 Projectページからダウンロードできる最新版はビルド55(b55)。
  • 各チームが修正をマスターワークスペースに入れる(integrateする)スケジュール、各チームからの修正をまとめてマスターワークスペースでビルドしてリリースする(promoteする)スケジュールから明らかなように、今はb56, b57の作業が進行中。
  • JDK7の主要新機能は、それぞれあらかじめ決められたマイルストーンに入れなければならない。それは、このページに記述されている。なので、JavaOne プレビュー版を触ってみようと思っているJava開発者の方、プレビュー版の記事を書く方は、M4以降で追加予定の機能のことはとりあえず今は無視していていい。
  • 先月末にjdk7-devメーリングリストでアナウンスされたように、M3に入るべき主要機能はb54までに入れなければならなかった。(^^; しかし、これはスケジュール的にかなり厳しかった(たとえばこんな感じ)ので、実際にはb55かb56かb57で出揃いそう(たぶん)。今のところ「無理でした」メールはjdk7-devメーリングリストに流れていないので、おそらくM3用に予定された新機能は全部予定どおりM3に入る。
  • b58, b59は、基本的に安定化のためのビルド。直さなければプレビュー版を出す上で支障となると判断され、Release teamに承認された修正だけが入る。あまり大きな変更は入らないはず。

なので、特に記事を書く方は、プレビュー版を待たなくとも、b57がpromoteされた辺りで評価に入れるのではないかと思います。そして、b58, b59で入るであろう修正を押さえておけば完璧。

 
JDK7全体についての大きなニュースは jdk7-dev メーリングリスト、もっと小さな単位(たとえばSwingとかセキュリティとかコアライブラリとか)のニュースは個々のチームのページ(JDK7公式ページの左側のメニューから行けます)で紹介されているチームごとのメーリングリストを購読していただけば知ることができます。
たとえば、今日SwingチームからNimbus統合に絡んでビルド方法の変更についてのアナウンスが出されました。これは聞くも涙語るも涙の「バイナリファイルを入れるな」令に関係してのことです。・・・最近私もバイナリファイルとライセンスの話が大嫌いです。(^^;;

 
ここにこういうことを書いてみようと思ったのは、もし記事書き屋さんやブロガーさんがJavaOneの頃のプレビュー版のリリースを待ってから記事を書き始めると、リリースがJavaOneの時なのでかなりせわしないことになり、結果的に記事の内容にも影響すると思ったからです。JavaOneそのものについてのニュースもあり、JDK7のことをあまり詳しく扱ってもらえないような気もして。(^^;

私達は特に日本語ではほとんど執筆活動はしませんから(その時間を開発に使います)、何か書く人には「Java開発者さん&ユーザさんにとって少しでも有益な記事・ブログ」を書いてほしいと願います。そのためにできることがあるならば協力(情報提供とか書かれたもののレビューとか)は惜しみません。
Java開発者さん&ユーザさんがいい情報を入手できてJavaを使う時に役立てられること、書く立場の人がより良いものを書けること、そして私達が作るものを少しでも多くの人に使ってもらえること、皆でwin-win-winな関係を築き保てるといいなと思うのです。


月曜日 4 20, 2009

技術評論社さんから Software Design 5月号をいただきました。
(どうもありがとうございますっ! > 技術評論社さん)
 
別に新しく何か記事を書いた訳ではなく、昔私の飼い猫 (^^; が書いた記事が特別付録の「2005-2007バックナンバー」CD-ROMに収録されたためです。それにしても、「特集/第2特集/特別企画を完全収録」で、3年3700ページ超って・・・すごいですね。さぞかし読み応えありそうです。
 
本体の特集や記事もとても興味深いんですけど、この号を読んでとにかく一番気に入ったのは、「自己責任でお願いします」と、言いにくいことがズバリタイトルに入った
     「~自己責任でお願いします~FreeBSDインストールしてみました!」
です。:-)
 
いいですね~、OSのインストールで連載記事。昔私もFreeBSDのインストールではまったことがあるので、なんとなく納得してしまいました。
 
FreeBSDインストールの実験台、連載1回目の今回はVAIO Type Pでした。いくつか使えない機能があったようです。次の実験台は何でしょうね。リクエスト募集中だそうですから、「このマシンにFreeBSDをインストールしてみてほしい!」という希望のある方はぜひリクエストを挙げてみてほしいです。個人的には、なんかものすごく変わったものに登場してほしいです・・・面白そうですもん。(^^; インストールする人は大変でしょうが。


金曜日 4 17, 2009

サンフランシスコからはるか彼方の日本在住の私達にとってはそれほど嬉しいニュースではないかとは思うのですが、一応ご紹介。

  JavaOne 2009: Student and Educator Program

学生さんは、JavaOneパスを無料でゲットできます。先生も、学生を10人連れて行けば、同じく無料になります。詳細は上記のページをどうぞ。

 
***
 

JavaOneとは全然関係なく、Javaの話ですが、あの

  4244499: ZipEntry() does not convert filenames from Unicode to platform

が、JDK7でようやく直りそうです。ずいぶん長い間Top 25 Bugsで一位を独走してきましたが、ついにその座を明け渡す時が来たようです。昔からこのバグについては日本の開発者さんからだいぶ文句を聞いていました・・・どうもお待たせしました。
Core Library Teamのワークスペースにさきほどチェックインされましたので、いずれプロモーションビルドに修正が入るはずです。そうですね、カレンダーを見る限り、b57でしょう。


水曜日 4 08, 2009

JDK7の開発もかなり慌ただしく、なんだか胃が痛いことが多い今日この頃 (^^; ではありますが、日本Javaユーザグループが昨日から クロスコミュニティカンファレンス 2009 Spring の参加登録の受付を始めたことに気づいたので紹介させていただきます♪

  JJUG Cross Community Conference 2009 Spring

面白そうなセッションが多いですね〜。お時間と興味のある方、ぜひとも参加していただければと思います。

個人的に今一番興味を持っているのは、A-1のレッドハット社のセッションがどういうものになるかということです。(^^;
名前の一番最初が n で最後が p、n3pな人が喋るのかなーと思うのですが(違うのかな?)、だとすれば面白いセッションになるでしょう。C-1のScalaのセッションもきっと人気がありそうですね。だけど、RIAに興味がある方は、その時間帯は B-1のJavaFXのセッション をよろしくお願いします。;-)


木曜日 4 02, 2009

すでにご存知の方もおられるかと思いますが、今 JavaFX Coding Challenge というのをやっています。JavaFXを使ってアプリを開発し、賞金 25,000ドルをゲットしよう!というものです。

締め切りは5/29まででまだ二ヶ月近くありますし、その前にゴールデンウィークもあります。JavaFXの勉強を兼ねて何か作ってみようとお考えの方、参加してみてはいかがでしょうか。今のところ、参加の意思表示をしている方が一人おられるのは知っているのですが、日本からの参加がもし一人だけになっちゃったら何だかさびしいですね・・・他の方もぜひどうぞ。

JavaFX? どこから手をつけたものか分からないという方は、まず JavaFXの連載記事 を読んでみてください。この連載はもともとJavaFX 1.0を対象にしていたのですが、連載途中にリリースされたJavaFX 1.1(今回のChallengeの対象バージョン)にもちゃんと対応しています。
それにまた、 先月できたばかりの 日本JavaFXユーザグループ が助けになってくれるかもしれません。このユーザグループには、上記の連載記事を書いた櫻庭さんや、JavaFXの和訳を担当しているSunのエンジニアもいます。JavaFXの情報交換にはぴったりの場所です。たとえ今回のChallengeに参加する気がなくとも、もしJavaFXに興味がおありなら、ぜひとも参加していただきたいグループです。

 
追記:
そうそう、特に学生の方に参加してみていただきたいです。なにしろ「上位3名の学生開発者には1,500ドルを進呈」のおまけつきですから!