Java CAPSプリセールスがホンネで綴るちょっとタメになる話
ナニエバ奮闘記
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輪崎 博司
ソフトウェア・インフラストラクチャー・ソリューション本部
SOA&Javaアプリケーションプラットフォームグループ
ソリューションアーキテクト

Hiroshi Wazaki
Sun Java CAPS Solution Architect
Software Infrastructure

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日曜日 4 13, 2008
深セン出張

 

Java CAPSの新バージョンに関するトレーニングのため、
先週一週間、中国の深センに行ってきました。

深センは香港から中国に渡ったすぐの場所にある商業都市です。
「1980に経済特区に指定されてから大発展を遂げた」と、ガイドには
あったのですが、実際行ってみると予想以上に発展している印象を受けました。

中国といえば自転車だらけから思いきや、意外と自転車は少ない。

新しく開発されたエリアは、先進国の繁華街と変らない雰囲気。

Crazy 六本木?!

 

さて、肝心のトレーニングの方ですが、今回のメインのトピックは
Java CAPS の次期バージョン『Release 6』に関するものでした。

CAPS Release 6 と聞いて驚く方もいると思いますが、これまでは
次のバージョンは CAPS 5.2 というバージョンになると言われていたのですが、
このバージョンアップでは既存のものから大きく変るポイントが多く、
メッセージとしてメジャーバージョンアップを強く打ち出すため
バージョン6となったようです。

社内的には2月末ごろに聞こえてきてはいたのですが、
あやふやな感じもしたのでこのblogでは今まで控えていましたが、
どうやらそれは確定されたようです。

さて、今回のリリースでどのように変るかですが、一言で言えば

Open ESBの要素を大きく取り入れる

ていきます。また、今後のロードマップとしてもこの方向で進化していく
方向性もクリアになってきました。変るポイントとしては、これまでも
このblog で何度かお伝えしてきましたが、GlassFish v2 ベースの実行環境
NetBeans  6 ベースの開発環境、およびJBI対応の3つです。
これらについて、具体的にどのように変るかについては、個別に今後
取り上げていきたいと思っています。

また、CAPS 6の目玉機能であり、今後CAPSが他社製品との差別化の
一つとなっていくのが、Master Data Management (MDM) Suite です。
MDM Suiteの実体は、CAPSの既存バージョンの1コンポーネント eViewをベースとし、
オープンソースプロジェクトとして開発が進んでいるMural(ムーラル)です。

MDM SuiteもOpen ESBをベースとしたアプリケーションであり、
複数に分散していて項目や表記ルールが異なるデータソースを
仮想的に一つのデータとして扱えるようにできるソリューションです。

このMDM Suiteの特徴は、元のデータソースとしてCSVのような
テキストベースのデータに関してもDBのようにSQLでデータを取り出せたり、
データを名寄せする機能があることです。
名寄せについては残念ながら日本語対応には時間が掛かりそうですが、
日本語対応されれば、多くの日本企業がまさに今求めている
ソリューションになると期待しています。

 

変るところばかりを強調してきましたが、逆に変らない点もあります。
CAPS 6は既存のCAPS 5.1.xのプロジェクトとは完全互換性を保たれ、
既存バージョンからのマイグレーションは、プロジェクトのインポートだけで行えます。

開発方法についても、NetBeans上からプロジェクトを作成する際に、
Classic CAPSプロジェクト(※) を選択することで、これまでと同様の
GUIで開発できるようになっています。

※名前は変る可能性があります。

 
CAPS 6を実際使ってみた率直な感想としては、NetBeans 6ベースとなったことで、
最先端の便利な機能が使えたり、開発の自由度がかなり広がったことは高い評価を
得られると思いますが、その反面、設計者、開発者のスキルが今までに増して
問われるようになった気もします。また、一ツールの枠を超えた部分もあり、
使いこなすためには、よりJava の知識を必要とするようになったように思います。

オープンソースになったことで進化のスピードがさらに速まっているので、
私たちもより一層研究を重ね、どのようなベストプラクティスがあるのかを
常に探っていかねばならないと感じています。

 

Posted at 09:51午後 4 13, 2008 by Hiroshi Wazaki in CAPS  |  投稿されたコメント[0]